world of warplanes RMT
武装について
WoWPの航空機が使用する武装には、機銃・機関砲や爆弾、ロケット弾がある。以下その説明。
固定機銃
どの機体にも必ず付いている、プレイヤーが撃つ機銃・機関砲。
20mm以下の機銃の場合、標的までの距離で減衰する物理ダメージで判定される。
最小ダメージと最大ダメージの振れ幅が、大きいのが特徴。
弾の散布界の関係で、距離100m前後、衝突コースにある敵機に対して、最大ダメージが出やすい。
同じ距離でも、平面上を自分から離れていく敵機に対しては、有効射程距離ギリギリの最小ダメージが出やすくなる。
20mm以上の機関砲の場合、標的までの距離で減衰する物理ダメージと、機銃や弾薬固有の爆発ダメージで判定される。
爆発ダメージは、基本的に距離の影響を受けない。最小ダメージと最大ダメージの振れ幅が、小口径機関銃よりもすくないのが特徴。口径によって、さらに少なくなる場合もある。
口径によって3種類に分類され、得意な距離の標的に対しては、ダメージ効率やパーツ損傷率が増える。
Machine Gun(7.62mm - 13.2mm)
WoWP(Ver1.9.0)においては7.62mmから13.2mmをMachine Gunと称する。
連射速度は高いが、威力や射程がいまいちであり、搭載門数や連射速度でカバーする方向に発展する。
有効射程は、低Tierでは360m~400m程度、中高Tierでは500m前後まで延び、最高で560m。
オーバーヒートし難く、発砲しっ放しになりがちな初心者でも扱い易い。
部位破損は引き起こし難いが、高い連射速度による命中弾数の多さから火災発生率は大口径砲より高い。
Ver1.9.0では15mm以上の機関砲の連射速度が大幅に減らされているが、
7.62mm - 13.2mmの小口径機銃は据え置きか、増えているか、微減である。
Machine Cannon(15mm - 23mm)
Machine Gun同様、Ver1.9.0においては15mmから23mmをMachine Cannonと称する。
主に中高Tierで使用可能になり、バランスの取れた性能を持つ。
Ver1.9.0で連射速度が削られた。
例えば、
Bf 109 Fの15mmは740発/分から420発/分へ
Bf 109 Bの20mm(最終砲)は540発/分が360発/分へ、
それぞれ引き下げられている。
Machine Cannon(30mm - 57mm)
地上攻撃機や高Tierの機体で主に使用可能になる大口径の機関砲。
ゲームバランス調整によって連射速度が史実よりも大幅に減らされている場合がある。
当たりさえすれば大きなダメージを与えられる。
Ver1.9.0で大幅に連射速度が削られた。
例えば、
J7W1の30mm(最終砲)は500発/分から170発/分へ、
Me 262の2つの30mmは650発/分が200発/分へ、
それぞれ引き下げられている。
有効射程と最大射程
パーツ詳細に書かれているEffective Fire Rangeとはその名の通り、有効射程であり、
この距離であれば十分なダメージを与えられるという目安。
これとは別に最大射程もあり、銃砲弾はこの距離を超えると消滅して絶対に命中しない。
最大射程は有効射程の1.25倍に設定されているようである。
ゲーム中、最長の有効射程を持つドイツの50mm砲の場合、有効射程は1280mなので最大射程は1600m。
逆に最短の有効射程は低Tierの7.62mm機銃の360mであり、最大射程は450m。
有効射程から最大射程の間では命中しても有意なダメージを与えられない。
が、敵機の残HPが一桁などという状態であれば撃ち続けても問題ないだろう。
後部機銃にもEffective Fire Rangeは設定されてるが、表示されている距離以上では発砲しない。
拡張パーツやスキルで射程を延伸している場合は別である。
弾薬
Ver1.9.0において以下の5種類に調整された。
アイコン 名称 解説
Standard 特に説明のない、初期装備の弾薬。
無料。
Universal 5段階評価で、
7.62~13.2mm=着火率4、クリティカル率2
15~23mm=着火率3、クリティカル率3
30~57mm=着火率2、クリティカル率4
クレジットでのみ購入可能。
High-Explosive Incendiary 着火率は高いが、クリティカル率が低い。
高連射の銃砲に適するとされる。
ゴールドでのみ購入可能。
High-Explosive 地上攻撃機以外が選択可能。
クリティカル率は高いが、着火率が低い。
大口径の銃砲に適するとされる。
ゴールドでのみ購入可能。
Armor-Piercing Incendiary 戦闘機以外が選択可能。
地上の装甲目標に対して有効とされる。
ゴールドでのみ購入可能。
注、後部機銃の弾薬は設定できない。
また、従来のダメージの数値は表示されなくなった。
下図のように、着火率、クリティカル率、地上の装甲目標に対する有効度、が5段階で表示される。
後部機銃
???「AI機銃手、休む暇など無い!出撃だ!」
主に地上攻撃機や重戦闘機が装備している、自動で発砲する防御用の機銃。
(全ての地上攻撃機や重戦闘機が装備しているわけではない)
弾薬の設定はできない。
後方に射界を持っているが、射撃可能な範囲は機種毎に異なる。
Ver1.9.0から(?)有効射程や射界が以下のように表示されるようになった。
Damage per Second:秒間ダメージ
Effective Fire Range:有効射程(=発砲し始める距離)
Field of Fire:左右の射界
Gun Elevation:仰角
Gun Depression:俯角
前述のように操作は自動で行われ、敵機が射撃可能な範囲に入ると発砲し始める。
思いのほか命中率は高く、HPの低い格下Tierの戦闘機には高い効果を発揮する。
重戦闘機などが相手ではさすがに厳しい。
射界を考慮した動きをすれば役に立ってくれるだろう。
特に敵機のHPが少ない場合は尚更で、全力旋回を行って射界から敵機を外すのは避けたほうがいい場合もある。
有効射程は、
拡張パーツのRear Gun Stabilizationを搭載することによって15%(とゲーム中の説明に書いてある)、
搭乗員スキルのLong reachを習得することによって最大20%[要検証]、
それぞれ延伸することができる。
有効射程800mの後部機銃なら最大で1080mに延伸される計算になる。
後部機銃手の熟練度が100%以下だと、発砲し始める距離は短くなるようだ。
追加武装
機種によって、装備なし、外装機銃、爆弾、ロケットを選択することができる。
装備できない機種は完全に装備できない。
外装機銃
基本的には上記の固定武装と同じ扱い。
機種によっては取り外したり、別の武装に変更できるものもある。
この外装機銃は戦闘中の投棄はできない。
装備すれば火力は向上するが、多かれ少なかれ機体性能は悪化する。
爆弾
翼や機体下部の懸架装置に搭載される。非常に高威力で、物によってはHQも1発で破壊できる。
投下された爆弾は重力に従って下に落ちていくのだが、航空機の進行方向に対し進む力を受けるので進行方向に向って孤を描くように落ちていく。
急激な加速減速中や旋回中に投下すると着弾位置が大きくズレやすくなる。
照準マーカーが、目標の上にくるまでは出来るだけ速度とコースを安定させる必要がある。
爆弾搭載によって低下した速度は爆弾投下後には回復する。
ただし完全に回復するわけではなく、またその他運動性の回復については不明。
テストケース:F4U-1(海面上高度10m・スロットル無操作)
初期状態で420-421km/h、500ポンド爆弾2発搭載時は394-395km/hである。
500ポンド爆弾2発を投下後の同条件下の速度は417-418km/hであり、3km/hの速度低下が見られる。
★小技
敵に追い回されているとき、適切な高度・適切な速度・適切な距離をとって爆弾を落とすと、爆風で追いかけてくる敵機を破壊できることがある。
ロケット弾
主に地上物に対し、遠距離から攻撃できる。爆弾ほどではないが強力で、精度は悪い。
直線的に飛翔し、着弾か一定の距離で爆発して周囲にダメージを与える。
飛翔速度が遅いので、機銃用のレティクルは使えない。
ヘッドオン万歳
射程距離は1000mほどであり、その程度の距離に達すると自爆する。
この自爆は攻撃力を持っている。
相対速度にも因るが、ヘッドオン2000-1500m程度で発射した場合、対向する敵機を自爆に巻き込み得る。
ロケット弾搭載によって低下した速度はロケット弾発射後には回復する。
ただし完全に回復するわけではなく、またその他運動性の回復については不明。
テストケース:Mosquito(海面上高度10m・スロットル無操作)
初期状態で395-396km/h、ロケット弾8発搭載時は369-370km/hである。
ロケット弾8発を発射後の同条件下の速度は393-394km/hであり、2km/hの速度低下が見られる。