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FF14 RMT マフィア梶田の珍生エオルゼア:第2回「だってNPCは裏切らないから……」


2013年末に掲載した第1回にて,コミュニティ紹介の皮を被った悪ふざけに全力を傾けた「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」(PC / PS3 / PS4)の新連載「マフィア梶田の珍生エオルゼア」。「どうせスクエニか編集部が激怒して打ち切りになるだろ」と半ば本気で覚悟していたら,驚くべきことに,なんと続いてしまった。
担当編集者からは「手ごたえもあったようで,アカウントの削除は何とか回避できました」という報告があったのだが,それどういうことだよ……。まぁ,そうやって筆者を油断させておいて,調子に乗ったところを業界から抹殺するつもりではないだろうか(疑心暗鬼)。
なんにせよ,いろいろな意味でハードルが上がってしまったことだけは確かだ。筆者としては前回でやりきってしまった感(※自重しないSS的な意味で)があるのだが,続けろと言われたからには仕方がない。引き続き,自由にアレコレ書かせてもらうとしよう。

なお,本稿ではクエストやイベントのSSを掲載するなど,ネタバレ要素を含んでいる。その点はご注意を。

FF14 RMT」は伊達じゃない
エオルゼアの世界観を彩るキャラクターたち

さて,なにも考えずに書き出してはみたものの,やはり何かしらの“テーマ”がないとタイトル物の連載としてはいささか締まらない。かといって,こんな偏った方向に“濃い”連載を読んでいる人々に対して,いまさら「クラフト」や「戦闘システム」といった基礎的な要素を解説する意味も見いだせない(ひねくれ)。
そこで,あらためて「新生FFXIV」の魅力について,いろいろと思考を巡らせてみた。こう言っては身も蓋もないが,戦闘やクラフト,前回語った「コミュニティ」に関する楽しみも,システム面に多少の違いがあれど,ほかのMMORPGでも味わえる要素だ。そのうえで,なぜ筆者を含めた多くのプレイヤーは「新生FFXIV」をプレイしているのだろうか。

もちろんプレイヤーによって理由はさまざまだと思うが,筆者の結論は“「ファイナルファンタジー」だからである”という点に行き着く。つまりは「世界観」。「この世界を冒険したい」と思わせる力が本作にはあるのだ。

そしてプレイヤーを没入させるような“深み”のある世界観を構築するうえで欠かせないのが,魅力的な「キャラクター」の存在である。そこにおいて,さすが「新生FFXIV」は長らくRPGファンに愛され続ける「FF」シリーズといったところ。メインクエストで関わることになる「暁の血盟」の仲間たちを始めとして,サブクエストやF.A.T.E.(Full Active Time Event)で出会う面々,各地の名もないNPCに至るまで,それぞれの小さな働きが「エオルゼア」という世界全体を味わい深いものにしている。

……というわけで,前置きが長くなってしまったが今回は「キャラクター」をテーマに据えよう。MMORPGはその性質上,プレイヤー同士のコミュニティ面ばかりが目立ちがちだが,その陰でゲームの世界観を支えているNPCの存在にも目を向けたいという……いろいろと考えた結果,ひねくれ者の筆者らしいところに落ち着いてしまった。

そもそも,筆者は昔からMMORPGにおいて旅先で見かけたNPC(※ほとんど女の子)の写真を撮影することを密かな趣味にしているほどの“NPCフェチ”だ。前回の記事でもその片鱗は見せているが,ベストショットを得るためにNPCの前でウロウロと1時間以上粘ることだってザラにある。

FF14 RMT しかし,いざ思い返してみると,エオルゼアではこれまで本当にいろいろなことがあった。筆者は「旧FFXIV」からのプレイヤーなのだが,「第七霊災」を経て新生した世界で「ミンフィリア」や「サンクレッド」,「ヤ・シュトラ」といった懐かしい顔ぶれと再会できた時には,非常に感慨深いものが胸に込み上げて来たのを今でも覚えている。
その後,メインクエストでテレポ代のことも考えず,ことあるごとにプレイヤーをアクセスし辛い“砂の家”に呼び付けるミンフィリアに対してヘイトを溜めたり……面倒な仕事を押し付ける割に,自分はとくに活躍らしい活躍をしていないサンクレッドにイラついたりもしたが,まぁ基本的にはイイ奴らだ。

これは余談だが,昨年12月の「パッチ2.1 覚醒せし者たち」で追加されたメインクエストでは,前述した「砂の家のアクセス性の悪さ」や「テレポ代」について,暁の面々が言及するシーンがある。そのほかにも「石集めに夢中でギルドの仕事をしない冒険者」について苦言を呈していたり,プレイヤーの動向や意見をうまくシナリオに盛り込んでいたのには思わずクスリとしてしまった。

このようにシナリオやNPCの行動と,それに対するプレイヤーコミュニティの反応が,うまい具合に絡み合って世界に影響を及ぼしている部分も「新生FFXIV」の魅力と言えるかもしれない。
 
そうそう,「パッチ2.1」といえば個人的には「事件屋」関連のクエストがキャラクター面で非常に印象深かった。「旧FFXIV」で壮絶な最期を遂げた(?)事件屋「ヒルディブランド」に関するこのサブクエストは極めてコミカルな要素が強く,登場人物たちがとにかく“濃ゆい”。さまざまなドタバタが巻き起こるイベントシーンの演出にもやたらと力が入っており,開発陣がノリノリで取り組んでいるのが伝わってくる仕上がりだった。

そして,わざわざ次回予告の映像まで用意されているのを見るに,「事件屋」クエストは今後も連続ドラマのように続いていくらしい。「FF」シリーズのファンならば「コイツは!?」と驚くこと間違いなしのキャラクターが後ろ姿のみとはいえ登場するなど,本筋そっちのけで先が気になってしまうサブクエストである。

さらにもう一点,これまで多くの謎に包まれていた「蛮族」の内情を垣間見ることができる「蛮族デイリー・ストーリークエスト」にも注目。友好的なシルフ族とアマルジャ族からさまざまな依頼を受注し,「友好度」を上げることで特別なアイテムを入手できるこのクエストでは,“敵“ではなくエオルゼアで共存する“仲間”としての蛮族の姿が描かれている。

クエストを通してシルフ族の伝説に迫ったり,アマルジャ族でありながら蛮神に従うことを良しとしない「灰の一党」に手を貸したり。まさしく前述したように,キャラクターが世界観に“深み”を与える,興味深い内容となっている。今後,イクサル族やコボルド族,サハギン族のクエストも実装されると思うと非常に楽しみだ

また,1月21日からは「パッチ2.15」の実装と同じタイミングで「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」および「ファイナルファンタジーXI」とのコラボクエストが実施されており,エオルゼアに「ゴーレム」や「シャントット」が登場している。

あくまで他作品からのゲストキャラクターなので本稿のテーマからはちょっと外れているかもしれないが……このクエストが「ただキャラを借りてきただけ」のアッサリしたものではなく,細部までファンのツボを心得た出来栄えになっているということを特筆しておきたかった。2月3日までの期間限定で,もう間もなく終了してしまうのだが,興味があるならば見逃さないようにしよう。

というわけで,今回は「キャラクター」面から「新生FFXIV」の魅力に迫ってみた。「そういう体で趣味丸出しのSSを載せたかっただけだろ! いい加減にしろ!!」と思っている

2014/7/4 14:18:14