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アイオン RMT では“日本からの要望”を開発にどう伝える

エヌ・シー・ジャパンがサービス中のMMORPG「アイオン RMT」では,2013年12月17日に大型アップデート“Episode4.5 鋼鉄の波動”が実施された。ロボットに搭乗するユニークな新クラス“ギアウイング”などの新要素を楽しんでいるプレイヤーも多いだろう。
 Episode4.5の下準備として,日本独自仕様のアップデート“Re:START”が11月19日に実装されたが,このアップデートは,AIONの日本サービスにとって非常に重要で,大きな変化をもたらすものだったという。今回はエヌ・シー・ジャパンで各運営タイトルのカルチャライズに携わっているチーフプロデューサー五條隆将氏に,その経緯や実施後の反響,そして今後の日本運営チームのスタンスなどについて話を聞いてきた。AIONの現役プレイヤーはもちろん,最近離れてしまっていた人も一読してほしい。

プレイヤー数の落ち込みが目立った2013年中盤のアイオン RMT

4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 五條さんはリネージュ2のプレイヤーにとって“ウザンカ”としておなじみですが,今回のようにAIONでお話をうかがうのは珍しいですね。

エヌ・シー・ジャパン チーフプロデューサー 五條 隆将氏 
五條 隆将氏(以下,五條氏):
 そうかもしれません,これまで表立って名前が出ているのはリネージュ2だけですから。ただ,AIONを含め,運営中のタイトルを全体的に見ているので,実は東京で行われたオフラインイベントで,スタッフの一員として参加していたりします。

4Gamer:
 今回は2013年のAION RMTのサービスについて,お話したいことがあるとのことですが。

五條氏:
 はい。率直に申しますと,2013年のAIONのサービスには,お客様にとって混乱を招いてしまう部分が少なからずあったと認識しています。とくに,2013年中頃からは,正式サービス以降,これまでなかったほどのプレイヤー数の落ち込みが見られ,遊んでいて不安に思った方もいるかと思います。そこで今回は,それらについてきちんと整理して,説明するべきだと考えた次第です。

4Gamer:
 分かりました。
 2013年のAION RMT の大きな動きというと,まずは4月30日に行われた大型アップデート“Episode4.0 新たな翼”が思い当たります。こちらの反響はいかがだったのでしょう。

五條氏:
 Episode4.0は,レベルキャップの開放や2種類の新クラス,そして新エリアにおける「基地争奪戦」などが実装された,かなりボリュームのあるアップデートでした。実装当初の反響も,好評だったと記憶しています。ただ,お客様がコンテンツを一通り満喫されたあたりから,次第にプレイヤー数の落ち込みが見られるようになってきたんです。

4Gamer:
 個人的には,その要因として,Episode4.0は基地争奪戦に注力しすぎてしまい,従来の人気コンテンツがないがしろにされていたことが挙げられると思うのですが,その点はいかがでしょうか。

五條氏:
 それも原因の1つでしょうね。「ドレドギオン」や「テンペル訓練所」「ティアマランタの目」といった人気コンテンツは,アップデートされませんでしたから。そのため,Episode4.0実装後のAIONは,基地争奪戦を通じて装備を一通り揃えた後,次のプレイ目標を見つけるのが困難な状況だったと思います。一応,次の目標となるコンテンツも存在はしましたが,難度や報酬のバランスが良いとは言えるものではありませんでした。

 

2014-7-4 14:13:36